脱サラフリーランス背景
昨今働き方も多様化し、様々な理由から脱サラを考えている人も多いかと思います。某フリーランス実態調査によれば2021年はフリーランスが前年比約1.5~1.6倍に増えたとか。ここ数年横ばいもしくは減少気味だったフリーランス人口は顕著な増加傾向にあるようです。
ここ数年コロナによって生活や働き方が大きく変容していきました。そうした背景から時勢に合った働き方を求めて独立する方が増えたのでしょう。
どのような背景があっても長年勤めていればいるほど安定を捨て独立することは不安に感じますよね。私もその気持ちは分かります。このブログでは私の脱サラ後の稼働状況を記載していきます。実際稼げるのかという結果はもちろんコツや注意点も書いていきますので脱サラを考えている方の励みや参考になれば幸いです。
サラリーマンから個人事業フリーランスへ
初回の投稿ですが、まずはフリーランスという道を選択した経緯について簡単に記載したいと思います。2021年11月に私は4社目となる会社を退職しました。転職ではなく脱サラし個人として生きる道を選択しました。理由としてはずばりサラリーマンとしてやっていくことに限界を感じたからです。それはどういうことか。元々若い頃から営業成績も悪くなく、ある程度要領良く業務をこなしていた私は順調に出世コースを歩んでいました。3社目銀行では支店長、キャリアアップで転職した4社目では執行役員を務めていました。ここで必ずといって良い程ぶち当たる壁は経営側との考え方の一致ができるかどうかという点です。管理職として部下を統率し部署を運営する身としてはいつの時代も会社の考え方を正しく理解し継承し発展させていかなければならなりません。はい、無理でした。
サラリーマン限界の理由
おかしいと感じることに対し妥協してまでその考え方を受け入れるということは困難を極めました。幾度に渡る経営側との軋轢を繰り返し私はサラリーマンとしての限界を感じたのです。
ではどうするか。最後の会社ではかなり経営に近いポジションにいたのでシンプルかつ重要なことを教わりました。経営側に回るということは「常に会社を中心に物事を考え行動する」ということ、小さいことから大きいことまで全ての事象につき会社にとって良いことか、悪いことか判断する能力が必須であるということです。
会社と考え方を完全に一致させることは私には困難でした。これはもうサラリーマンは限界だと確信しました。ある程度上り詰めた所で必ずこの壁にぶち当たるとするならこの先他人様の作った会社でやっていくのは時間の無駄であると思いました。
個人事業で学べること
そこでまずは個人事業主としてやってみようと思ったわけです。個人ですから誰も守ってくれません。独立後起きる全ての物事について良いか悪いか真剣に判断しなければなりません。結果は全て自分に返ってきますので判断を誤れば自分が打撃を受けることになります。個人事業を経営するという面で判断力を養う良い訓練になると思ったのです。
人間関係や待遇・拘束時間等様々な理由で脱サラしたいと思ってる人はいると思いますが、私はこのような理由から決断致しました。次回から個人事業主としてのフーデリ活動状況を中心に記載していきたいと思います。脱サラしフーデリを始めようと思っている人や既に稼働している人に有益となる情報も盛り込んでいきたいと思います。脱サラフリーランス街道にお付き合い頂ければ幸いです。