「トピック・話題に対する私見」カテゴリーアーカイブ

ひろゆき氏ツイート話題への私見

①古市憲寿氏の「旧統一教会報道ヒートアップ懸念」に対する苦言(8/9)

「ひろゆき」こと西村博之氏(45)は古市氏の上記コメントに対し、「政府が何の対策も発表してないのにヒートアップさせるなというのは統一教会に対して何もするなと言っているのと同じ」と批判。

→「何もするなと言っているのと同じ」とまでは思わないが、ひろゆき氏の考えに概ね同意。

報道がヒートアップしているかどうかは分からないが、安倍元総理銃撃殺害という重大事件をきっかけに旧統一教会問題は浮き彫りになった。中途半端に報道するよりは、問題をとことんまで突き詰めるべきでしょう。

報道により国民は問題に気づき、宗教と政治の関わりに対しても疑問を抱き真相究明を求める声が多くを占めるに至った。

結果岸田総理は宗教との関わりについて「厳正に見直し徹底」という強い意志を表明。第2次岸田政権での人事において旧統一教会色を一層した。これは国民の声を反映したもので、報道を抑えれば為しえなかったのではないか。

まだまだ課題山積だが、悲しい事件が起きその上国が良くならなければ安倍元総理の死が浮かばれない。

そして「報道のヒートアップが山上容疑者の目論見達成につながる」との考えだが、若干ずれてないだろうか。

動機はあくまで「旧統一教会への恨みがあった」、「関わりがあると思った安倍元総理を狙った」とのこと。

「注目を集めたい」というような目論見はあったにしても副次的なものであると感じる。事実、銃撃前に山上容疑者が書いていた手紙にも「安倍元総理の死が与える影響を考える余裕はない」と記されていたではないか。

よって問題は問題として徹底的に報道・追求し、民意を交えて解決していくというのが望ましいのではないだろうか。

②2ちゃんねる敗訴、「法の不整備が悪い」という考え(8/9)

Twitter社を例に出し当時の法の不備を指摘。

「過去はTwitterで名誉毀損が起きたらTwitter社が投稿を知らなくても裁判されるとTwitter社が負けるという法整備でした。 おいらが法が悪いと言ってた所以です。」

→つまり、2ちゃんねるが訴えられた当時プロバイダ責任制限法がなかったため、違法な書き込みの責任は全て管理人が負うこととなる。これは悪法が招いた結果であるとの考え。

確かに誹謗中傷や名誉毀損の書き込みをしたのは「掲示板のユーザー」でありひろゆき氏ではない。一番責められるべきは書き込みをした張本人でしょう。

しかし当時の法律では、その書き込みの場を提供した管理人の責任になるという現実があったわけで、「自分は悪くない」という意見は通用しないでしょう。

ただ個人的には、損害賠償請求が10年で時効を迎えていること、時効を迎えた時点では日本に滞在していたこと等が事実であれば「海外逃亡」などと批難するのは筋違いであると考えている。

「金を使うことや資産を持つことに興味はない」「家に籠もって映画や漫画を読んでいれば幸せ」という発言を聞くと、堅苦しい日本から自由なフランスに移住し、ネットを駆使して発信しながら気軽に過ごしたいという動機が強いのではないだろうか。

海外にいながらリモートで稼ぐ。正に時代に合った生き方である。

では今日はここまでです。今後も話題のトピックを取り上げ私見を述べていきたいと思いますのでヨロシクです(*^▽^*)

8/3(水)「ひろゆきが語る」シリーズを読んで

記事サイト↓

ひろゆきが語る「テロのような社会への報復を生み出さないための、たった1つの考え」(2022年8月3日)|BIGLOBEニュース

ひろゆき氏「社会への報復を生み出さないためのたった1つの考え」について考える

⑴個人のせい?社会のせい?という問いかけ

テロや無差別殺人は一般的に攻撃対象への個人的な恨みを伴わずに実行されるという点で非常におぞましく異常な犯罪である。

そのおぞましい凶行は社会に向けて行われることから、実行犯は歪んだ社会構造から生み出された結晶であると言えよう。

であれば個人を責める前に、そのような犯罪者を作り出した社会の問題点について考えるのが肝要であろう。

当然何の落ち度もない人間が突然命を奪われることは許されざることであり、犯人は法治国家の元正しく罰せられるべきである。よってこれは犯人を擁護するということとは視点が異なる。

つまり、決して起きてはならないことだからこそまずは社会の問題点を洗い出すべきだろうという考えである。

⑵「人を排除しない社会へ」という結び

抜本的に社会の構造を変革することはすぐには難しいだろう。

しかしすぐにでもできることとしてひろゆき氏が最後に重要なヒントを投げかけている。

社会で孤立した人をただ排除するのではなく「どうやったら共存できるだろう?」「どこで受け入れてもらえばいいだろう?」と想像力を働かせるという一歩が将来起きうる「社会への報復」を減らすことにつながると。

ひろゆき氏が警笛を鳴らす※「無敵の人」が辿るプロセスは概して以下の流れとなる。※死刑などの刑罰を恐れず無差別殺人等を実行する人

  • ①社会における大きな失敗を経験
  • ②格差社会における劣等感を抱く
  • ③経済的な困窮に陥る
  • ④居場所のない孤立感・社会からの疎外感を感じる
  • ⑤社会への報復を決意

各々ケースで異なるだろうが、犯行に至るまでにいくつかの段階がありどこかでサインを出しているのではないだろうか。

サインを放置し段階が進む毎に、より扱い辛い人物となっている可能性が高く、人から見放され社会から排除される結果となる。

早い段階でその人の問題点に気づき解決できるような社会作りが必要である。

⑶誰にでも「無敵の人」になる可能性はある

社会により作り出された「無敵の人」にもはや刑罰の抑止力は通用しない。自分がもし社会から閉め出され「無敵の人」になったらと思うと恐怖を感じる。

だからこそ私はこの問題から目を背けることなく考えていきたい。「社会への報復」といった悲しい無差別殺人が皆無の社会を望む。

今平穏に過ごしているということはあなたや私に少なからず理解者がいるということ。「自分を理解してくれる人」を全て失ってしまうような社会を継続してはならない。

安倍晋三元総理死去 令和4年7月8日 

元総理の逝去に哀悼の意を表します

安倍元総理の訃報に接し深い悲しみを抱いております。まずは生前の功績に感謝するとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。

普段より発信を行う一人間としてまずは故人への意を表明したいと思った次第です。

日本の民主主義に対する蛮行への危機感

安倍元総理への襲撃については参院選街頭演説中の凶行であり、言論に対し暴力で対抗するという正に民主主義への冒涜である。

事件を受け「まさか日本でこのようなことが」という感覚を持っている国民が大多数だった印象だ。

しかし「言論の自由」が保障されている我が国においてSNSの普及とともにこのような犯罪に対する危機感を常に持たなければならない時期に来ているといえるだろう。

いずれにしても暴力による民主主義の破壊は断じて許されるものではない。

最後まで輝いていた安倍元総理

安倍元総理は2006~07年、2012~20年の2度に渡り通算3188日という憲政史上最長の政権を務めその功績は国内外問わず賞賛されている。

私自身にとっても金融機関における30代というキャリア形成期間のほとんどが安倍政権時代と重なり非常に感慨深い。3本の矢からなるアベノミクスは失われた20年を取り戻すべく日本経済に多大な活力を与えた。

ご存知の通り最後の姿は参院選の応援演説約2分。首相在任時と変わらないエネルギーと充実感に溢れた真剣な表情、発せられる力強いことば。もう見ることができないと思うと喪失感が沸いてくる。

壇上に倒れ帰らぬ人となったことは痛恨の極みであるが最後に見た元首相の勇姿はとても輝いていた。

今後について

安倍元総理暗殺事件に際し一刻も早い真相の解明が求められる。また事件をきっかけに浮き彫りとなった様々な課題を解決していかなければならない。

平和で安全な民主主義国家「にっぽん」を取り戻すために・・・

安倍晋三元総理、ありがとうございました。安らかにお眠りください。